自分自身に対して自由の許可証をだしてあげて下さい。
この悩みを聞いて、一番初めに思いついたのは自分自信に対して自由でいる事、ある事の許可証をだしてあげる事です。
ここで一つ私からの質問ですが、それでは共通する趣味や流行ものが無くても、その人を人間的なレベルという部分で好きでいられて、その人と人間関係をもっと長く深く続けていきたいかどうか?
もしその答えが『NO! 嫌がられているし、私も息苦しさを感じていて苦しいだけ!』という事であれば、また自分自身にその人から離れていく許可証をだしてあげて下さい。
もし、あなたの答えが『NO!』という答えでなければ、その息苦しく感じる話題がどれだけの重量(気持ち上の重みの様な物)を心の中で占めているか考えてみて下さい。そこまで重く感じないのであれば、その友達と人間関係を続けて行く事も選択肢の一つだと思います。でもその友達といる時に、自分自身で意識的に『私は私のままで良いんだ。自由な私で良いんだ。』という事を念頭に置いておく事。自分自身の中に、自由があれば自分の周りで行われるブランドもの、化粧品の様な流行ものに関する会話も重みを無くし、軽く流せる様になるかもしれません。
10代、20代の間は、『ピアープレッシャー』と呼ばれる、周りにいるグループ、環境に溶け込まなくてはならないとまで言える、目に見えない圧力の様なものを多かれ少なかれ感じる年頃です。
日本では、女の子友達との間で、今回の例では化粧品やブランドものに関する会話が重く息苦しく感じられたとありました。日本人の同じ年代の女の子の間でそれらが流行っていたとしても、ブランド物や化粧品に興味が無い女の子も沢山いると思います。ニューヨークで、もっと色んなタイプの日本人の友達を作ってみるという事も、選択肢の一つです。
私の心理カウンセラーとしての観察からですが、30代、40代の人間関係は、一人一人が時間をかけてそのプレッシャーから抜け出し、自分自信のアイデンティティをゆっくりと構築していく時期だと思います。
たっぷりと沢山の人間関係を通して、自分がどういう人たちといると幸せに感じるのか、ゆっくり見つけて下さい。
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