アメリカ無印良品、誤表示で大混乱 — 7ドル90セントのマットレスに消費者が殺到
先週3月7日、アメリカの無印良品(MUJI)のオンラインストアで思わぬトラブルが発生しました。通常600ドル(約9万円)で販売されている人気のマットレスが、わずか7ドル90セント(約1000円)という破格の値段で販売されてしまったのです。
この異常な価格設定に気付いた消費者が次々と商品をカートに追加し、無印良品のサイトには注文が殺到。数時間後、無印良品はセールの異常に気付き、急遽販売を終了しました。
しかし、その後の対応がさらに問題となりました。無印良品は、購入者に十分な説明もないまますべての注文をキャンセル。消費者の間では「時間を無駄にした」「会社としての責任を果たしていない」といった不満の声が広がっています。
オンラインショッピングでは、商品を選び、購入手続きを行うまでに多くの時間を費やすものです。今回の無印良品の対応は、そうした消費者の労力に対する配慮が欠けていたとして、さらなる説明が求められています。
無印良品がこの問題にどう対応していくのか、今後の動向が注目されます。
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記者: 涼川杏 (New York)